2010年06月09日
味覚の難しさ
「以前長崎県の離島に研修に行った際に、民宿で出てきたのは、海鮮料理の数々で久しぶりのご馳走に参加者一同興奮状態でした。しかし、刺身を一切れ口に入れると、何か違和感を感じた。醤油に切れがない。口に中に甘さが残る。一同、思わず顔を見合わせてしまった。普段われわれが口にしている醤油とまるで違うのに驚いてしまった。でも地元ではこれが普通で、なんらおかしな味ではないんです。どちらかというと、われわれの方がその味を楽しまなければならない立場なのです。ですから、郷に入っては郷に従えなのです。一方的にこの味おかしいよねなどと軽々しく口にするものではない。
Posted by 春風万里 at 07:30│Comments(0)